NO.159 スポークスマン。 [花と。。]
カカ様の疲労骨折による入院を機に
トト様も不自由だけど苑に入所してもらった。
近くに住むアネ様は、大病を患い度々発作に見舞われなさる。
なので今回はトト様の入所も、カカ様の入院も
手続きあれこれをウチが一手に引き受けた。
今日はカカ様の退院に向けてのカンファレンスがある。
トト様は「生きる希望がない」と言う。
カカ様は「することがなにもないので腐れてしまう」と言う。
一日も早く自宅に帰してあげたい。。
ココで妨げになっているものはただ一つ!
介護サービスという融通のきかない実態である。
「サービスの形態が整っていないので退院はできません」
「サービスを拒否したら、今後は受けられません」
トト様、95歳。 カカ様、92歳。
余生は美味しいものを好きなだけ食べ
好きなコトを好きなだけして日々を過ごす。
ただそれだけなのに。。
「心配ご無用!ときが満ちればその時を迎えるだけのこと」